2019/10/13 21:34
Bukhoorの重要な材料のひとつ、Oud(沈香)
日本でも古くから使用されてきた歴史ある香りです。
樹木が侵食された際に、分泌されつ樹脂がそのもとになっています。
まさに奇跡。天然の沈香は偶然が重なり生まれるんですね。
香りも
産地によって異なる、沈香の香り。
沈香の産地は、主に東南アジアとインド。
それぞれの産地で、香りが異なるというから面白いですよね。
アラブ地域でも、産地によってグレードが分かれて売られています。
同じ沈香でも香りが異なる?
沈香の香りは、香道で「六国五味」と呼ばれるように
産地とその香りによって分類されています。
六国とは
ベトナム
タイ
マレーシア(マラッカ)
インド(マラバル)
インドネシア(スマトラ)
インド(サッソール)
の6つの産地
五味とは
甘、あまい(蜜を練る甘さ)
酸、すっぱい(梅干の酸味)
辛、からい(丁子の辛味)
苦、にがい(柑橘の皮を火にくべたときの苦み)
鹹、しおからい(汗をぬぐう手の塩辛さ)
の5つの香り
を表しています。
中でも、ベトナム産の最上級の沈香は「伽羅」と呼ばれ、
この五味全てを兼ね備えているといわれています。
伽羅はその価格も非常に高価。
そして「この産地だからこの香り」といった、
五味一つだけが香りとして現れるのではなく、
それぞれの「五味」の特徴が組み合わさって
言葉では表現しきれない複雑で奥深い香りになるんですね。
今も昔も変わらない、沈香の魅力
日本でも、アラブでも、世界中で多くの人々を魅了してきた沈香。
きっと、これからも人の心をつかんで離さない、
不思議な力を持った香りとして
私たちの心と体を満たしてくれます。
アラブでも愛される、沈香を使用したお香たち。
アラブ地域で沈香はOud(ウード)と呼ばれています。
アラブのお香「Bukhoor」専門店 From The GULFでは、
現地に赴いて直接仕入れを行った
アラブのお香、Bukhoorをご紹介しています。
香木や香油から生まれる魅惑の香りは
あなたをいつもと一味違う
香りの世界に誘います。
ぜひ、あなたの毎日に
アラブの香りを。
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